2024年9月
診療開始

おのせクリニック

私たちの想い

  • 必要とされ、役に立つ存在でありたい
  • 困っている人の助けとなりたい
  • 困っている人が生まれにくい社会をつくっていきたい

院長ご挨拶

皆さん、はじめまして。
このたび、ペインクリニック内科・精神科の診療を行う「おのせクリニック」を開院させていただくこととなりました。
当院の医療機関としての立ち位置は、少々特殊かもしれません。ペインクリニック内科という言葉も聞き慣れないかと思います。対象の疾患としては、帯状疱疹後の持続する神経痛、他科でのコントロールが困難な痛み、慢性の痛み(頭痛、胸背部痛、腰痛など)などです。また、何かしらの病気の治療後に「もう病気は治っていてどこにも問題はないですよ」と言われているけれど痛みが継続している、という患者さんも当院の対象です。

西洋医学では、原因のはっきりしている病気に対しては、手術にしてもお薬にしても有効な手段があることが多いです。ところが、西洋医学は原因不明の病気や症状がとても苦手で、病院にとっても患者さんにとっても困った状況に陥りやすいのです。当院は、このような一般的には西洋医学が苦手としている部分で困っている患者さんに、医学的な知識や技術を背景としつつ、患者さんの環境や精神的な部分までも含めて判断し、一人ひとりに合わせた手段の提案と提供を行っていきます。

精神科の分野でも、特に難治性のうつ病や摂食障害などは、原因も不明であったり治療手段がなかったりして、困っている患者さんがたくさんいます。そういった患者さんの背景には、実は共通する部分が多くあり、理解に基づいて診察を行うことで、この分野においても高い専門性を持って治療にあたることができます。
さらには、病気ではありませんが、発達障害の方のサポートも行っています。近年、発達障害という言葉だけはよく聞かれるようになってきましたが、実際には知的な遅れがないか、またはごく軽度の発達障害に関しては、医療や福祉の現場での知識や経験の蓄積がほとんどなく、専門をうたっている機関でも支援できる環境が十分ではないことがほとんどです。知的に遅れがなく、むしろ社会的には成功していたり、優秀と評価されている人の中にも発達障害の方はたくさんいて、生きにくさを抱えていることがあります。そうした方の生きにくさの背景として、発達障害に関する特性の理解を促したり、対策方法についてお手伝いできるのも当院の特徴です。
このように、ペインクリニック内科と精神科のどちらの分野においても、これまでの医療制度では十分な治療を受けることが難しかった部分でお困りの患者さんに対して、治療の選択肢を提供できるクリニックでありたいと願っております。

最後になりますが、高知市内の一等地での開業という幸運に恵まれ、ここまで関わってくださったすべての方にお礼申し上げます。医師として、これまでよりも患者さんの近くで、患者さんに合わせた医療を実践できる環境に感謝しつつ、役割を果たせるように思いを新たにしております。

院長 小野瀬 康人

診療案内

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