摂食障害

ペインクリニック内科と精神科は異なる診療科ですが、どちらにも治療が難しい病気があります。例えば、線維筋痛症のような慢性的な痛みや、なかなか改善しないうつ病などです。これらの病気は治療が難しく、悩んでいる方も多くいます。

最近の研究では、こうした症状には「脳へのアプローチ」が有効な可能性があると考えられています。その治療法として、TMS治療やケタミン療法といった自由診療の選択肢があります。しかし、これらの治療は東京などの大都市でしか受けられないことが多く、地方では治療を受ける機会が限られていました。
当院では、四国でもこのような治療を受けられるように、治療の選択肢を用意しています。

摂食障害
TMS治療(経頭蓋磁気刺激法)

TMS治療(経頭蓋磁気刺激法)は、うつ病の治療法として日本でも保険適用されていますが、保険で治療を受けるためには約1ヵ月前後の入院が必要になるなどいくつかの条件があり、治療を受けるハードルが高いのが現状です。
世界的には、うつ病以外のさまざまな疾患にも適応が広がりつつあり、今後の可能性が期待されている注目の治療法です。当院では、自費診療としてTMS治療を提供しています。

TMS治療(磁気刺激治療)
ケタミン点滴療法

ケタミンは、鎮静や鎮痛効果を持つだけでなく、以前から抗うつ効果があることも知られています。
アメリカでは、治療が難しいうつ病に対して認可され、選択肢の一つとなっています。この治療は点滴を用い、速やかな効果が期待できる点が特徴です。
当院では、専門的な知識と経験を持つ医師が治療を担当し、適切な環境で治療を受けられる体制を整えています。

ケタミン点滴療法

自費診療の費用
について(税込)

TMS治療(経頭蓋磁気刺激法) 1回 ¥11,000
標準治療回数 うつ病:20~30回、慢性疼痛:10回前後
治療期間の目安 1~2ヵ月程度
リスク・副作用 まれに、けいれんが生じる場合があります。
ケタミン療法 1回 ¥44,000
標準治療回数 うつ病:6回、慢性疼痛:6回
治療期間の目安 2~3週間
リスク・副作用 まれに、血圧が上がることや、悪夢・幻覚・嘔気(吐き気)が生じる場合があります。